2010/12/13

「初心者っぽい」から脱却するデジカメの12の撮り方

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素人から脱却するデジカメの撮り方テクニック集を全部読んでみて、個人的に琴線に触れたことを簡単に書き残したいと思います。
http://r.nanapi.jp/2142/


1  至近距離で撮ると良くなる。



↓ これは×


↓ これは◎




ほとんどの一般的なデジカメには、マクロモード(お花のマーク)という機能がついていると思います

あまり近づきすぎるとピントが合わなくなって、写真がボケてしまう場合があります。

そんな時でもマクロモードで撮影すれば、被写体まで1〜2cmまで近づいて撮影することができるので、より迫力のある写真を撮ることができます!


http://r.nanapi.jp/2142/






それともう一つ。

マクロモードにするとこんなこともできます。
この写真のように、手前のお花より少し奥のお花にピントを合わせると、手前のお花がボケて立体感のある写真になります。




http://r.nanapi.jp/2207/


2  被写体を下の方にして、空を多くすると良く撮れる。





いい感じでしょ


http://r.nanapi.jp/2216/


3  「何」を撮りたいのか決めると奇麗に撮れる。


適当に風景を撮っていれば、数打ちゃあ当たるで、どれか奇麗なのが撮れるだろう。
な~んて考えで撮っていては駄目で、風景を撮るにしてもこの木を撮るとか、この枝を撮るとか、何を撮りたいかを明確にすることによって、良い写真がとれると思います。

これも、この花を撮りたいと決めている。


http://r.nanapi.jp/679/




4  被写体に意味を持たせると奇麗な写真になる。


これはちょっと難しいように思えますが、慣れればできるような気がします。


実例はこんな感じ。

http://r.nanapi.jp/1649/




5  初心者はフラッシュは使わない方が奇麗に撮れる。


デジカメ初心者に強く勧めたいのは、いくら暗いからといっても、フラッシュは炊くな!ということです。

完全な暗闇なら致し方ないですが、最近のデジカメはフラッシュ以外に暗いところでも明るく写す工夫が沢山ほどこされています。

そもそも、フラッシュはカメラ側から強い光が当たるので、どうしても被写体が不自然になってしまいます。よく「写真写りが悪い」と言う人は、このような写真ばかり見て言っている可能性もあります。

正面から光を当てると、顔全体が白っぽく写り、見た目以上に顔が大きく見えてしまいます
まず、初心者の方はフラッシュ炊くことを止めることからはじめてください。





1.感度を上げる
デジカメのISO感度を上げると、薄暗いところでもフラッシュを炊かずにかなり明るく撮れます。

2.両手でワキを締めて撮る
フラッシュをオフにすると、手ぶれしやすくなります。最近は手ぶれ補正機能つきカメラも増えましたが、それでもブレる場合はしっかりワキを締めて撮りましょう。

また、片手でカメラを持つ人もいますが、ブレが大きくなるだけです。撮る時は必ず両手で持ちましょう。

3.何かに寄りかかる
柱や壁に体重を預けると、意外と安定します。体全体からくるブレを抑えることが出来ます。

4.カメラを置いて撮る
橋の欄干やテーブルなどに置くと、大変安定します。落とさないよう、ストラップはしっかり手首や肩にかけておきましょう。

5.セルフタイマーで撮る
どんなにがんばっても、シャッターを押す時にブレが生じます。セルフタイマーにすればそれを回避できます。

セルフタイマーといえば、カメラマン自身も被写体に入る時に使うものと思いがちですが、このような使い方も有効です。




それでも、フラッシュが使いたい人はコレ↓




6  フラッシュを弱く使うと良い写真が撮れる。


フラッシュによる雰囲気ぶちこわしの、もう1つの原因となることにフラッシュの光が強すぎるというのもあります。

そういうときは、フラッシュの光の強さを調節することで解決します。

オススメは-2~ー1に設定して、フラッシュを弱く光らせてあげること。
フラッシュだけで写真の中の明るさをつくらないで、お店や部屋の明かりとうまく混ぜてあげるようなイメージです。







7  暗くて遠い景色を奇麗に撮る方法


条件が一つあります。
シャッター速度が指定できるもの!



A/Sのところでシャッター速度を一番速くします。
あと、一番大きく撮れるように望遠側にズームします。
これでOKです。

シャッター速度をとても速くしてるので、片手もちでもブレにくいメリットもあります。





月も撮れます。

http://r.nanapi.jp/471/




8  動いているものをブレなく奇麗に撮る方法


これは目から鱗の方法です。




「あー、ブレちゃった」と思われるかもしれませんが、そんなとき多くの原因は、実はブレではなくボケです。


シャッターボタンを半押しして、ピントを合わせて

全押しして、シャッターを切る


このわずかの間にピントを合わせた場所から被写体が動いてしまい、ピントがはずれてしまうからです。

おすわりやたっちのときなら、上の動作をなるべく早く行うことで解決するのですが、走っているシーンを撮る場合はなかなかそうはいきません。

そこで大事なのがAF(オートフォーカス)の設定です。AFとは自動でピントをあわせてくれる機能のことです。

そのAFの設定を「AI SERVO」というモードに合わせます。すると、シャッターボタンを押している間中、動いているものにピントを合わせ続けてくれます。

この「AI SERVO」というモード、実はプロもこの方法でないとピタっと撮るのはムリ!!というくらい、走っている姿を撮るのには、欠かすことのできない設定なんです。



http://r.nanapi.jp/1181/




9  野外で撮るベストな時間とは?


野外撮影のゴールデンタイムは14時〜16時。

ゴールデンタイムは太陽が撮影に適した位置にきているからです。ちょうど、顔を明るく写してくれる位置にある、ということですね。

最も避けるべき時間帯はお昼。12時頃です。この時間は太陽が真上にきますので、顔に影ができてしまうのです。目の下にクマができるような感覚です。

http://r.nanapi.jp/832/



10  風景写真を奇麗に撮る方法


お持ちのデジカメに、山のマークのようなものはありませんか?
これが「風景モード」です。
これを使って、素敵な風景写真が撮れます。


地面を少なめにしてみる



しゃがんで撮影する



空だけを切りとってみる



手前のものを利用してみる


http://r.nanapi.jp/2148/




11  ホワイトバランス機能を使って奇麗に撮る方法



フィルムのカメラにはなかった、デジカメならではの新しい機能に「ホワイトバランス」があります。

実はデジカメはどの色が「白」なのかわかっていません。
そこで、「この色が白だよ」と教えてあげることをホワイトバランスを設定することによって行います。


ホワイトバランスにはいくつも設定方法があり、[太陽]や[曇り]といった天気のマークに合わせる方法や、[蛍光灯]や[電球]といった照明のマークに合わせる方法、ほかにもケルビン(k)という光の色の温度を表す単位で設定するなど、なんだかよくわからないやり方も……。

なんだか難しそうなホワイトバランスですが、カンタンで上手くいく付き合い方があります。

それは、いつも[太陽]マークで撮りはじめることです。
[太陽]マークは、人の目の見え方に一番近いホワイトバランスの設定になっています。
[太陽]マークで撮ってみて、もうちょっとオレンジを強くしたい場合は[曇り]マーク、さらにもっとオレンジにしたい場合は[日陰]マークにしてみて下さい。


晴れた日に、曇りマークを使っても大丈夫です。
早朝のさわやかな青っぽい光は、[電球]マークを設定すればより青く写るので、なんだか別世界のように撮ることだってできます。




http://r.nanapi.jp/1693/



12  青空をバックに奇麗に撮る方法






原理はすごくカンタンで、被写体の顔をおひさまに向ければよいのです。

ひとつ難点なのは、太陽からの光が直接あたると、影ができやすいこと。
特に下を向いてしまうと影ができやすいので、なるべく上を向くようにするのがGoodです。

そのときは「太陽を直接見ないようにね……」と教えてあげることも忘れずに。
まぶしいから、なかなか目が開かなかったりと、アップの撮影にはあまり向いていません。
むしろ、目を思いっきり閉じるまぶしーー!!っていう、とびきりの笑顔に加えて

・大きく手を広げた格好
・ジャンプ
・肩車してもらっている姿

……といった、顔よりも、動きの表情を撮ってあげるようなイメージが青空とよく似合います。


http://r.nanapi.jp/1575/





以上です。







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